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噴火
時間の経つのがますます早く感じるようになった。
この間まで、猛暑、猛暑と言っていたのにもう12月。
今年も残り1ヶ月を切った。
年が明けると次の仕入れ。
ところが・・・
日本ではあまり大きく報道されなかったけれど、ジャワ島のムラピ山が噴火をした。
11月5日のことです。( ムラピ山また噴火 )
つばきやの家具を作る工房はソロ、古家具を仕入れる家具屋はジョグジャカルタという街にある。
ムラピ山とそのソロ、ジョグジャはお互いに40~60kmの距離で三角形を描くように位置している。
噴火の3日後、11月8日にワタシの荷物を日本に送ってくれる運輸会社の女社長、シスカからこんなメールが届いた。
「ジョグジャの街にはたくさんの埃が舞い、噴煙のせいで昼でも暗い」
11月24日付のジャカルタ(インドネシアの首都)の日本領事館からのメルマガによると
『中部ジャワ州にあるムラピ山は、11月5日の噴火以降、火山活動を続けており、11月24日現在、インドネシア国家防災庁は、ムラピ山の噴火による死者は324人、負傷者は427人にのぼると発表しています。なお、同国火山地質災害対策局は、同山の噴火活動は小康状態にあるとしていますが、警戒レベルは、引き続き最高レベル(レベル4厳重警戒)にあります。』
大丈夫だろか・・
ソロのドライバー、デニさんにSMS(メール)を送った。
「ソロは、噴火の具合どう?」
「ソロはOK。ジョグジャもOK。ジョグジャ郊外はダメ。いつ、ソロに来る?」
SMSなので短文のやり取りになる。
ん~、大丈夫そうだけど、ビミョーに心配だな・・
女社長のシスカにPCからメールを打った。
「来月、ジャワに行く予定です。私は噴火の影響を受けずに仕事をすることが出来ますか?アドバイスをください。」
返事が来た。
「心配ありません。ジャワはすべていつも通りです。あなたは噴火エリア近く以外では通常通りに仕事をすることが出来ます。ジョグジャもバントゥル(古家具屋のある地域)も良好です。」
いつも頼りになる女社長。
彼女の返事で一安心。
さあ、もうすぐ「行ってきます。」