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試作品



ブックマッチテーブルを作ろうと思いました。

ブックマッチテーブルとは、もともと1本の木を製材したとき隣り合わせだった2枚の板を、面していた側を本の見開きのように組み合わせ、スリットを持たせて接合した、左右対称の木目を楽しむテーブルです。

例えばこんなヤツ・・

ブックマッチ3

つばきやでも、一枚板のテ-ブルはとても人気があります。

しかし、テーブルの奥行き(通常80センチ)以上の直径を持つ樹木は希少で、どうしても高価になります。

一枚板の持つ質感と風情を損ねず、しかもお求めやすい価格で提供できないか、ということでブックマッチテーブルを試作してみようと思いました。

 

 

取引のあるいくつかの家具工場の中から、厚物が得意なところを選び、試作の相談をしました。

この工場は値段も安く、いい物を作るところなのですが、ワタシの注文を間違えて作るコトが多いところでもあります。

「ブックマッチテーブル」の説明をしましたが作ったことが無いそうです。

製材の段階から絵を描いて説明しました。

ナルホド、と納得はしてくれましたが本当に解ったのか、不安です・・

工場のオーナーは材木屋と携帯でなにやら話をして、価格を伝えてきました。

価格は満足のいくものでしたが、最低発注数は5台だといいます。

なんだか、また間違えて作りそうな気がしたので「W150cmと180cm、1台づつでいい。」と言いました。

「間違えずに、注文通りのものが出来たら、次回は10台発注する」と言ったら、身に憶えのある彼はしぶしぶ了解しました。

 

それから3ヶ月。

出来上がったのはコレです・・

DSCF8116

3枚の板を接いであります。

また間違えてる!!

 

ブックマッチテーブルの試作品をお待ちの、何人かのお客様に恐る恐るお見せしたところコレが意外にも評判がよかったのです。

これでダイニングテーブルを作って欲しい、と早速ご注文を頂きました。

DSCF8117

 

天板は5センチ厚のマホガニー材。

脚は畳への負担が軽減するよう10センチ角の太い材を使い、重量を分散させました。

 

DSCF8118

現在は無塗装の状態です。

〝チギリ〟の部分には黒褐色のローズウッドを使いました。

 

 

 

さて、気になるお値段は・・

DSCF8120

写真のものはW150cm。

W180cmは80,220円(税込)

各1台ずつです。

 

 

来月は、また仕入れに行ってきます。

このタイプのダイニングテーブルを注文します。

ご希望のサイズのある方はお声をおかけください・・