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本棚ふたつ
5月の出張のときに、旅のお供で持っていった本が『本棚の本』。
いろんな本棚が写真とともに紹介されていた。
おもしろかった。
前に、アイアン製の平置き本棚をここで紹介したけれど、木製のも作ったんですよ。
コレは以前から定番にしている棚ですが、A4サイズのファイルがキレイに入ります。
いつもの定番をチョコっと変えたのは天板の厚さ。
以前はすべての板を3cm厚にしていたけれど、今回は天板のみ5cm厚。
ところで、いまだにこの樹種がわかりません。
現地(ジャワ)では〝ムンゴル(Mungor)〟と呼ばれています。
英名はなんていうの?と工場に訊いたら材木屋に問い合わせてくれて〝レントリー(Lentry)〟と教えてくれたのですが、いくら探してもそんな名前の木はありませんでした。
普通に仕上げるとこんなカンジ。
一年中あったかいところ、寒暖の差が少ない地域に育つ木なのでクッキリとした木目がありません。
また、屈曲しながら育つ木なので木目が乱れます。
天板を5cm厚にしたのはこんな仕上げがしたかったから。
何十年も使われた線路の枕木をイメージしたんです。
W80×D25×H85・・¥33600(税込)
さて、もうひとつはコレ。
ワタシは根がケチなもので、読む本の多くは文庫か新書。
普通の本棚に文庫を並べると、上の隙間がもったいないような気がする(これまたケチデスネ)。
なので、コレは『文庫用本棚』。
天板は同じく5cm厚。
文庫用本棚の天板は古木風に仕上げてみました。
もちろん、普通の仕上げにもできます。
『文庫用本棚』
W80×D18×H86・・・¥29400(税込)