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グリグリテン
1月14日(土)から始まった gris-gris leathers (グリグリレザーズ)の〝グリグリテン〟。
グリグリテン ―ハンドメイドの革バッグ・財布・コインケース etc ―
作家のグリグリ君は金沢美大を出て(ちなみにただいま妊娠中の奥さんも金沢美大出)、いろんな仕事をしたけれど、今はこの革工芸一本で食ってるツワモノ。
我が家でもカミサンの財布とか、私のコインケースとか、いろいろ使わせてもらってます。
カミサンの財布(右)と、私のコインケース(左)
鹿、牛、山羊、ラクダなどの革を化学薬品を使わず、植物性のタンニンでなめしているグリグリ君の作品。
カードケース。
男の人だったら名刺入れ。
そういえば名刺のやり取り、昔は良くやったけど今じゃ年に数回ですよ、ワタシ・・
ワタシのと同じ形のコインケース。
ロングセラーです。
これも小銭入れ。
「MOMO」(モモ)って言う商品名ですが、モモはネパールの餃子。
グリグリ君の作品の特徴のひとつは、ビーズあしらい。
そして、革と手織りの織物を組み合わせるのもグリグリ流。
あら、このトレイ新作ね、かわいい絵が描いてあるじゃないの、となんとなくオカマチックな口調でつぶやいていたらカミサンに教えられた。
「あれね、描いてあるんじゃないのよ」
大3800円
中3700円
小3600円
このトレイのもとは・・
コレ。
トレイの底に描いてあるトリの絵は、実は描いてあるんじゃなくて彩色された薄い革を埋め込んでいたのだ。
工芸を志そうって人は工芸の、その作業をすること自体が好きなんだろうな。
いい作品を作るってのはもちろんだけど、モノを作る喜び、楽しさを知っている人たち。
出来上がりの見た目と、作業の効率を考えたら版で押してもよさそうなもんじゃないか。
このトレイを買って、家に持って帰る。
最初は気がつかなかったけれど、よく見たらトリの絵は塗料で描いてあるんじゃなくて、革を埋め込んで描かれたものだった。
ちょっとした驚き。
手の込んだ〝作り〟と価格とのバランス。
だからコレを買った人は喜ぶのよ、ってまとめようと思ったんだけど・・
ここまで書いて手元のトレイを見たけれど、この絵が革を埋め込んで描かれたものだとは気がつかないかもしれない・・
もひとつ気に入ったのがコレ。
財布だけど、ポッチ(というのかな?パチっと留めるやつ)のところになにやら装飾がしてある。
貝です。
内灘の浜で採ったやつらしいけど、こんな使い方、ウマイね。
貝って、同じ形・サイズのものを探すの大変だよね。
ひとつづつ、手縫いでなければ作れないってところに、これぞハンドメイドって感じがするもんね。
〝グリグリテン〟は2月5日(日)まで。
ちなみに 「この財布を、この革で、この色で」 なんてオーダーも受けてくれるって。
ときどきアフリカ方面へ旅立っちゃうグリグリ君。
自分だけのオリジナル財布をオーダーするなら今ですぜ!
ギャラリー内でグリグリ君本人が製作している日もあります。
細かなオーダーをしたい人はその日に合わせて来てね。
グリグリ君在廊の日程は gris-gris leathers のHPで。