導入事例
CASE
いわし料理鰯組
この夏、何年かぶりに兼六園へ行きました。
丁寧に整備された園内はどの季節に行っても美しいものだと感心しましたが、驚いたのは外国人観光客の多いこと。
多いというよりほとんど外国人。
日本人の方が圧倒的に少ないのです。
つばきやのお客様はこの地域に暮らしている人だから外国人観光客の方はまずいませんが、これだけ訪日外国人が多いと、当然インバウンド消費の波もいろいろなところに寄せているのでしょうね。
先日、片町の老舗料理屋、鰯組さんからテーブルと椅子の注文をいただきました。
新鮮な鰯が入荷しない日は店を開けない、という鰯料理の専門店です。

青魚と冷たい日本酒の組み合わせがこの世で一番うまいと思っているワタシは、下見と称して伺いました。
まずは『いわしの梅しそ春巻き』で生ビールをプハー!
カリカリの春巻きの中に新鮮なふっくらいわしと梅しそ。
ビールに合わないわけがない。

お店の前には〝いわし塚〟が
さあ、次は酒だなとメニューを探したらテーブルの上に何やらメール会員になりませんか、の札が。
登録すると2杯目の生ビールが無料らしいので即登録。
2杯目の生ビールも美味しくいただいたところで冷たい酒と『いわしのたたき』。
海苔や大葉で包んでパクリ。

ああ、これだ。やっぱりうまい。。。。
私が料理と酒をいただいたのは2階の席。
そこには4人掛けの座卓が5台と2人掛けが1台。
席数は22席。

座布団に座って酒肴をたしなむスタイルなのだがこの〝床に座る〟というのに慣れていない人たちがいるのです。
そう、訪日外国人観光客の方々。
そこで鰯組の大将は2階席をテーブルと椅子に替えようと思い、つばきやに声をかけてくださいました。
大将のご要望でテーブルも椅子の通常よりも低くして〝落ち着く感〟を出しました。

テーブルと椅子に替えると席数は座卓の時よりも減ってしまいますが「お客様が心地よく過ごせるなら」との大将の想いから製作を開始いたしました。
注文から約一か月。9月の終わりに納品させていただきました。

1台のテーブルに見えますが…

2台に分割できるのです
大将の発案で通常よりも4センチ低くした椅子。(テーブルも3センチ低くしました)
これがとても落ち着くのです。
ご年配のお客様からも立ち座りが楽になり、ゆっくりお食事がとれるようになったとのお声をいただいたそうです。
あなたもぜひこの椅子の座り心地と、美味しい鰯料理を堪能しに来てください。
いわし料理鰯組
iwashigumi.com/
金沢市片町1-7-13
076-224-1493
17:00~22:30
日曜定休