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ますますわからなくなった



以前のブログにも書いた新しい取引先の〝オソロシク凝ったモノ作るおじさん〟の工房を今月初めに再訪しました。( 『やっとわかった』 )

〝オソロシク凝ったモノ作るおじさん〟ではいちいち入力するのが面倒なので、彼の名前はミスター・バラトです。

前回は人の紹介で来たので、そんな凝ったモン作るところだとは思わず、一枚板の座卓だけしか注文してきませんでした。

その時に、よし今度来るときはこの工房の技術を活かした家具をデザインして、ここでしか作れない家具を作るぞ!と意気込んだものです。

しかし、結局ピンとくるものが思い浮かばず、何のアイデアも無いまま今回の再訪となりました。

もう一度彼の作品を見れば、その作品がインスピレーションを与えてくれるかもと期待して・・・

 

 

まずはコレ。

一本の木をくり抜いて作った〝衣服〟です。

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木の厚みは最大で5mm。

ギャラリーには全部で6着ありましたが、すべて種類の違う木で作られています。

 

 

次は傾いたタンス。

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引き出しを開けると底板は水平になっています。

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作業場の隅に積まれていた筒状のもの。

土台から支柱が伸び、その上に筒が固定されています。

太鼓?

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コレは何?と尋ねると、

「こっちゃ来い」

と連れていかれ見せられたものはコレ。

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スペースがすご~く無駄になってる気がするんですけど。

感心するような、笑っちゃうようなモノを見て回っていると通路に置かれた奇妙な形のモノが。

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木材から削り出されたクネクネ状のものが三つ。

クネクネの末端の片方には何やら連結のためと思われる突起が、もう片方には穴が開いています。

その日10回目くらいの「コレは何?」という質問をするとミスター・バラトは壁にチョークで何かを描き出しました。

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「ウッドの土台にガラスを立てて、その周りに付ける」

「・・・??」

ワタシの〝わかんねーよ〟光線を感じたバラトは近くにいた若い職人に「ナントカカントカ」と言ってどこからかガラスや木の土台を持ってこさせそれらを組み立て始めました。

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ガラスには4ヶ所、直径1.5cmほどの穴が開いていて、その穴に突起を差し込み、別のクネクネと連接させます。

出来上がり。

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クネクネヒラヒラと羽衣のようになった木がガラスを貫いているように見えます。

ムムム・・・

この工房にどんなものをオーダーしたらいいのかますますわからなくなりました。

 

 

彼らが作っています。

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ちなみに上のクネクネオブジェ、値段はいくら?と訊いたら「まだわからない」とのことでした。


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