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メンタル最強女
目的地へ向かおうと車を運転している。
初めて行くところなので、NAVIに頼って誘導されるがままにハンドルを操作する。
『次の信号を右です』
とNAVIが言う。
すると助手席のカミさんが
「右?」
と疑義を唱える。
カミさんも目的地に行ったことがないのに、何となく違うんじゃないの?的な発言で運転を妨害する。
(またはじまった)
「右か左かわかんないけどさ、NAVIさんがそう言ってんだから右へ行こうよ」
「ん~、左じゃないかな…」
というカミさんを無視して右へ行く。
私はどちらかというと方向感覚はいい方だと思っている。
知らない街を気ままに歩いても、帰る方向はだいたいわかる。
一方、カミサンは方向音痴。
一緒に歩いていると、もうどこだかわからない、と言う。
車に乗って目的地へ向かう。
今度は私が知っている場所なので、NAVIに頼らず右へウィンカーを出す。
「え?左だよ」
「違うよ、右だって」
「いや、絶対に左!」
「右だって」
「絶っ対、左だって!」
そこまで自信をもって言われると、もしかしたら左から行った方が近道なのかも、と思ってしまう。
左へ行く。
結果。。。。。。。『左』は間違い。
そんなことが何度もあった。
「お前さ、いつも間違えるだろ?方向音痴なんだからさ。前も、その前も、その前の前も間違えたんだから、今度も間違えてるんじゃないかな、って思わないの?」
と訊くとこう答えるのです。
「前は間違えたけど、今回は絶対あってる!って思うんだよね」
たいしたもんです。感心します。