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タンス(チェストとも言う・・)
1967年に札幌市北区で似鳥家具店を創業した似鳥昭雄は、家具店の経営に苦しむ中、渡米しアメリカのチェーンストアを視察した。
その体験から大きな感銘を受け「これからは〝箱モノ〟ではなく〝足モノ〟だ!」と、ヒントを得た似鳥昭雄は、その後1978年に『ニトリ家具』とし、1986年に『ニトリ』と商号変更した。
40数年前、わずか30坪の店で創業した似鳥家具店は、200店舗を超えるナショナルチェーンに発展した。
こんな記事を何年か前に読んだ。
〝箱モノ〟とはタンスをはじめとする「収納用の」家具。
〝足モノ〟とはテーブルやイスなどの、「収納用でない」家具のこと。
当時の日本の家屋に少なかった収納をアメリカの住宅は標準仕様していたので、アメリカの家具は〝足モノ〟中心だったのだ。
だから、住宅が西洋化していく日本にとって必要なのは収容家具じゃなく〝足モノ〟なのだ。
なるほどな、と思ったものです。
だからワタシも〝箱モノ〟よりも〝足モノ〟を重視していた。
天板と脚をバラバラにして運べる〝足モノ〟の方が輸送コストがかからない、ってのもあったけど・・
ところが
「タンスみたいの、ないですか?」
というお客様が、実際には多いのだ。
日経の記事を鵜呑みにして、お客様の声をよく聞かなかったことを反省した。
と言う訳で作ったのがコレ。
引き出しは8つ。
幅は100センチ。奥行きは40cm。
高さは悩んだが、73センチ。ダイニングテーブルと同じ高さにした。
天板の上もいろいろ使えるでしょ。
天板と本体の色を変え、ツートンにしてみた。
取っ手に、ちょっと凝ってみた。
もちろん、お好きな取っ手を選べます。
奥行きにも悩んだが、これ以上深いと圧迫感があるよな・・てなことで、40cm。
気になる価格は・・
無垢材のチェストが、塗装色も取っ手金具も選べて・・
¥48,300 (税込)
お、ねだん以上 ニ・ト・リ
じゃなかった、 つ・ば・き・や・・