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サンタクロース
サンタクロースがホントはいないんだって気が付いたのはいくつくらいのことだったろう。
小さい頃、サンタクロースの存在を信じていたひとつ下のイトコに 「サンタクロースって、いないんだぜ」 って言ったら叔母さん(イトコのお母さん)に叱られたことがある。
ムスコが保育園に行ってたころ、その保育園には園児に英語を教える白人の先生がいた。
ライアン先生といったが、子どもたちは『ライオン先生』と呼んでいた。
クリスマスのころ、園から帰ってきた息子が、 「今日、園にサンタさんが来たんやよ!!」 と、興奮して話してくれた。
まだこれくらいのころはサンタさんを信じてるんだな、そーかそーかよかったね、と言ったが、ふと気になって訊いてみた。
「サンタさん、誰だった?」
「ライオン先生やった!」
そら気づくよな。
今は10歳になったムスコは、今度のクリスマスにオジイチャン、オバアチャンから貰うクリスマスプレゼントを、もう決めてあるらしい。
「お父さん、お母さんからは何が欲しい?」
と訊くと、もうすでにもらったからいい、と言う。
どーしても欲しいゲームだかカードだかがあったので、クリスマスの前倒しでカミサンに買ってもらったらしい。
だから今年のクリスマスはプレゼント無し。
「もう、もらったからいいよ」 と意外にあっさりとしたムスコだったが、しばらくして「あ、そうだ・・」と言った。
「お父さんとお母さんからはもうもらったけど、サンタ
さんからもらう分がある。」
たった数年で(ずる)賢くなりました。