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太陽光発電
家具の記事を書こうと思って飲み友達のN氏の家へ行った。
N氏は今年家を新築した。
それにあわせてつばきやの家具を注文してくれたのだ。
製材所が母体の住宅会社に勤務するN氏の家は、無垢材がふんだんに使われている。
まず玄関を入ると分厚いヒノキの一枚板が立っている
それでもって階段も国産松の無垢材
N氏がデザインしたTVボードはなかなか好評で、先日もあるお客様から 「この型で、ワイドが180cmあるものを作ってほしい」 と注文を受けた(N氏オリジナルは160cm)。
デザイン料払わなきゃな・・
そのTVボードがこれ。
手前の座卓もつばきやのです
まずはTVボード本体
これ。
中央の扉は下開き。
これはN氏オリジナルの型。
全部で6台作りましたが、他のはこの扉はなく、オープン。
そしてTVボード上部。
これもN氏オリジナル。
2枚ある扉は上開き。
キッチンの水屋も・・
食器棚も・・
新築の図面の寸法に合わせてオーダーしていただいた。
その、キッチンとリビングの間の壁に以前はなかったモニターが・・
コレ なに ?
尋ねると、太陽光発電のモニターだと言う。
最近、太陽光発電と言う単語を良く聞くが、実際に見たのは初めてだった。
ピンボケの写真で見にくいと思うが、表示されているのは現在のN氏邸の電力状況。
現在の太陽光パネルによる発電量が・・・0.27KW
現在のN氏邸の消費電力が・・・2.23KW
その差、足りない 1.96KW を北電から買っている、という事らしい。
当日は雨もよいの曇り空。
晴れた日には当然発電量が増えて、消費電力を上回り余った電力は北電に「売る」らしい。
売るったって使用電力と相殺されて電気料金が安くなるって事でしょ、と言ったら、いや、売電が上回った月はその差額が銀行口座に振り込まれる、という。
なんとN家では先月、約2万円の振込があったらしい! (ただし、夜間電力料金の約5千円は別に支払わなければならない)
「家具」の記事を書こうと思ってN氏邸に来たのに、興味は太陽光発電に行ってしまった。
屋根の上に太陽光パネルを敷いた図は何かで見たことはあるが、実際に見せてもらうことにした。
N氏邸はロフトから屋根に出られるのだ。
大人はちょと遠回りをして屋根に出なくてはならないが、末っ子のコースケは全開にならず、少ししか開かないこの窓から・・・
こうやって・・
外へ・・
出られるのだ。
N氏邸の屋根の上の太陽光パネル
そこで取り入れた太陽光エネルギーをこの変換機で電気に換えて・・
ちなみにコレは1日の発電と消費量のグラフ。
こんなのもモニターに出るのだ。
太陽光が強く、家人のいない昼間は完全に発電量が上回っている。
下世話な質問をした。
「ホントに太陽光発電は得なのか」
だって、設置にカネかかるでしょ?
建築士の肩書きを持つ住宅会社の営業マンであるN氏はこの太陽光発電のシステムを自ら販売している。
売るからには自分で使ってみなくては、と言うわけだ。
客ではないワタシの質問に正直に答えてくれた。
①最近の新築は、ほとんどがオール電化仕様なので太陽光発電を導入した場合、エコに貢献する意味はあるが設置工事費を勘案すると金銭的な利益は少ない場合がある。(導入した場合、どれくらいお得なのかN氏の会社でシュミレーションしてくれる)
②ガスを使っている家庭が太陽光発電を導入するとガス代が無くなるので、設置工事費を払っても利益がある。
そうか、そーなのか・・
突然の訪問にもかかわらずN氏の奥様がウマイお料理をを振舞ってくれた。
中学生の長女ミツキちゃんと、長男シュンスケ君も学校から帰ってきた。
子どもたちはあわただしく夕食をとると、奥様の車でトランポリンの練習に出かけた。
テレビチャンネル権の順位の低い三番目のコースケは上の二人が出かけると、やっと自分のやりたいウィーができて嬉しそうだ。
皆が出かけた後もズーズーしく長っ尻で酒を飲むワタシは、酔った頭で考えた・・
「だだっ広いガラス張りの温室が屋上にあり、風呂もレンジもガスの我が家。太陽光発電にすっかな・・」
N(長尾)氏のブログはこちら・・・ウィッシュホームのスタッフブログ
追記
そうそう、忘れてた。
太陽光発電してると停電になってもコッチのコンセントは「生きてる」のだ