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ためしてガッテン!料理部



前回、おやじの会のBBQって記事を書きましたが、おやじの会のことを説明していませんでしたね。

息子の通う小学校の「おやじの会」です。

普段、子どもとふれあうことの少ないおやじ、学校や地域の行事に参加する機会の少ないおやじたちが積極的に子どもや学校、地域に関わっていこう、という趣旨で立ち上げた会ですが・・

まあ、親父たちのいい息抜きです・・

今年はそのおやじの会でふたつ行事を企画しました。

おやじの会だけの行事(例えば昨日のBBQ)は別にして、小学校の全児童、保護者に呼びかけて行う行事です。

そのひとつが『料理教室』。

 

おやじの会のメンバーは実に様々な職業の方がいます。

その中のKさんは、創業250年の寺町の老舗料亭の料理長。

そのKさんが料理教室をやってくれるのです。

 

以前、おやじの会の飲み会で「だしのとり方」について話が盛り上がったことがありました。

同じく、おやじの会のメンバー、I さんが挑発します。

「いい昆布といい鰹節を使えば誰でも美味しいだしが取れるんじゃないですか?」

温厚なKさんは話をふられて静かに話を始めました。

そのKさんの話によると、昆布が一番旨みを出すのが60℃から80℃の間の温度。

その温度を保つために差し水を繰り返しながら長い時間昆布を火にかけるそうです。

そして、旨みの抽出された昆布を取り出してから火を強め沸騰させるのだそうです。

すると、昆布のアクが出てくるのでそれを取ります。

つぎは、火を止めて出汁の温度が下がるのを待ちます。

鰹節は90℃以上の湯に入れるとエグみが出るのだそうです。

適度に湯温が下がった出汁に鰹節を投入して数十秒・・これが一番出汁。

出汁のとり方にもノウハウがあるのですよ。

 

そんな話を聞いてI さんが言いました。

「60℃とか、80℃ってやっぱり料理人は感でわかるもんなんですか?」

するとKさんは言いました。

「だいたいわかりますけど、僕らはいつも温度計持ってます。」

ほーう、初めて知った!そーなんだ・・

 

そのKさんが7月終わりの頃NHKの「ためしてガッテン!」に出演するらしい。

何でも、加賀野菜を使ったミニ懐石を作るそうです。

その時に作る料理と同じものを、料理教室で作ってくれるらしい・・

しかも、番組の3週間前に!

それでもって参加費(材料代)は1000円!!

【菅原小学校の保護者の皆様、もうすぐ案内のプリントが配布されます。これは絶対参加した方がいいですよ!!
私も参加したいのですが、定員は20名(親子含めて)。
おやじの会のメンバーは、他の保護者に優先的に参加してもらうためたぶん参加できません。
空きがあったら参加したいです。】

 

Kさんに先日、その話をちょっと聞きました。

その中で、興味深い話が・・

 

Kさんいわく、ためしてガッテン!の料理部というのがあるそうなのですが、そこがすごいノウハウの蓄積を持っているらしいのです。

たとえばコレは何度で何分加熱して、ハイこれから保温、何十秒・・てな具合らしい。

ためしてガッテン!料理部のスタッフは皆、温度計とストップウォッチを持っているらしいのです。

すごいですね~!

 

Kさんが言ってました。

「私の知らないこともたくさんあるんです。」

 

学校を出てからその道一筋で、老舗料亭の料理長に登りつめたKさん。
そのKさんの料理の知識はいつも聞いていて面白い・・

例えば氷見の鰤はなぜブランドなのか・・
それは漁の仕方に理由があるのです。などなど・・・

そんなKさんも知らなかったと言うノウハウを持つガッテン料理部。

あんたはすごい!


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