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バナナ



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先日、タイから帰って来ました。

タイを含む東南アジア熱帯圏は果物の宝庫です。

日本ではあまりお目にかかることのない果物がゴロゴロしています。

そして、そのいずれもが驚くほど安い。

例えば、果実の王様といわれているドリアン。

日本では数千円で売られていますが(もっともドリアンを売っているような店は高級果実店なのでそんな値段になってしまうのかもしれませんが・・)、タイの前に寄ったジャワでは屋台で150円で売ってました!

ホテルの朝食のブッフェでもいろんなフルーツが供されています。

マンゴー、パパイヤ、メロン、スイカ、ロンガン、バナナ・・

ある日の朝食、今回の仕入れにだましだまし連れて行った息子がメロンとスイカを取ってきました。

メロンを食べた息子が一言・・

「まず・・」

そうなんです。メロンはあまり美味しくない。

いや、メロンに限らず日本にもあるフルーツ、たとえばスイカも美味くない。

日本にも東南アジアにもあるフルーツは、やはり日本の農業技術が素晴らしいのでしょう、日本物に軍配が上がるようです。

そこでワタシが息子にアドバイス。

「バナナ食ってみろ」

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バナナはそこらじゅうで売られていて、値段も安いフルーツです。

ところが、日本のものとは劇的に違います。

ご存知のように、バナナは熟れる時間が早く、黄色いバナナはすぐに黒くなってしまいます。

だから日本に輸入されるバナナ(日本のバナナはほとんどが輸入モノです)は、まだ青いうちに収穫され、輸送途中で熟し黄色くなります。

 

一方、東南アジアのバナナは樹上で熟したモノが売られています。

日本のものに比べ、味が濃く、甘みも酸味もあります。

 

「え、バナナ~?」と、疑いつつもワタシのアドバイスにしたがってバナナを食べた息子は思わず

「ウマッ!」

と、驚いた顔をしていました。

どうだ、お父さんのいう事に間違いはないダロ。

 

時々、東南アジアのオススメの果物は何ですか、って訊かれる事があります。

そんなときは「バナナです」と答えます。

意外そうな顔をされますが、理由を話すと納得してくれます。

 

皆さんも東南アジアへ行ったら 「バナナなんていつでも食べられるものより、南国っぽいフルーツ食べよう」 と、バナナを敬遠せずに、トライしてみてください。

あのバナナは日本では味わえません。

あなたのバナナ観、ずぇったい変ります・・


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