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デスクライト
ソロの骨董市で見つけた古いデスクランプ。
塗装の剥げ方や、シェードの凸凹具合が〝時〟を感じさせてくれます。
この、一見ガラクタのようなランプシェード、実はありそうでなかなか無いのです。
その理由は材質。
近年作られたものはどこかに合成樹脂(プラスティック)の部品が使われているのですが、古いものはオール金属。
素材が金属でないと、この〝古物感〟が出ないのです。
オー、見つけた見つけた。イイ感じのガラクタ具合です。
しかし、このままでは売り物になりません。
だって、ソケット内部は錆びてるし、電気のコードはボロボロです。
そこで、登場するのが駅西にある電気屋さん、「オールライト」さん。
12年前にこの商売を始めたころからのお付き合いです。
とてもキチンとした仕事をしてくれます。
本業はサワヤという電気工事業の会社なのですが、社長さんが自ら創作照明のコンテストに参加して優勝してしまうような〝ランプ〟にはちとうるさい会社です。
スーパー電気屋さん「オールライト」さんが再生してくれました。
見た目は古いまま、完全に生き返りました!
しかも、PSE法という最近施工された電気製品に関する法律に則って、1時間の通電負荷テストまでしてくれちゃってます。
シェードの内側には管理番号を記したシールが貼られていて、3年間(だったかな?)は、通電負荷テストの記録を保管しているそうです。
ここまできちんとした加工をしているところは、なかなかありません。
当然、通常の電気加工よりもコストがかかります。
だから、照明類はつばきやで最も〝儲からない〟商品なのです・・・
写真のデスクライト
7千円