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船舶時計



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ジャワ島、ソロの骨董市で見つけました。

MARUZEN
TOKYO JAPAN
って書いてあります。

骨董屋の女主人は船舶用の時計だといってました。
揺れる船の中では置時計は使えず、上から吊り下げるのだそうです。
おそらく日本の船に設置されていたのでしょう、鍵穴には「開」「閉」と漢字文字が記されていました。

 

このソロの街はジャワの内陸部で、港はありません。
この時計、どんないきさつでこの骨董屋までやってきたのでしょうか。
やっぱり、船乗りが使っていたんでしょうか、それとも兵隊さんだったのかも・・
ワタシの想像癖の虫が騒ぎます。

 

数十年ぶりに日本に帰ってきたこの時計、トーゼン動きません。
もしかして直るかも、という淡い期待を抱いて分解してみたものの、何のためにこの部品があるの?コレは何?・・というものばかり・・完全にお手上げです。
そういえば子供の頃、いろんなものを分解して、それがとても楽しかったのを思い出しました。
「分解」は男の性(さが)なんでしょーネ。

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結局、古い部品は全部取り出して、電子式のムーブメントに取り替えることにしました。
ムーブメントを取り替えると、針を取り付ける部分のサイズが変わるので、針も取り替えなければならない。そして、この時計のサイズに会う針が無いので既成の針を切って、削りだして・・
うむむ・・・できるかな・・?

 

あ、そうだ!
時々家具の製作を手伝ってくれる澤山さんがいた。
澤山さんは、以前つばきやのギャラリーでやった「冬のプレゼント展」で、テルミンやお猿の電話を出品した人。とても器用な人です。

澤山さんのブログはここ 澤山工作所

 

という訳で、澤山さんによって新しい命を吹き込まれた船舶時計です。

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クォーツのムーブメントを内蔵した船舶時計。
正確に時を刻みます。

 

11800円