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カワバタの土産
ウチの店の商品に、古ーいカトラリーがある。早い話が「中古のスプーン」です。
真鍮や銅でできた、形もさまざまな使い込まれたスプーンたち。
ワタシの好みなので骨董市で探しては買って来るのですが、あまり売れません。
3月末から出かけた今回の仕入、留守番のスタッフ・カワバタに土産は何がいい?と訊いたら「“古いもの”がいい」と言いました。
そういえば、あの古いスプーン達を見て、コレ、いいですよね、と言っていたっけ・・
と言う訳で、土産はコレにしました。
ちょっと大ぶりなサイズ、持ち手のところが引っ掛けられる形状になっているところなど、コレは食事の時のものではなく、調理用として厨房で使われていたものなんでしょうね。
裏側にはメーカーと思しきネームが刻印されています。
同じ刻印がタテ・ヨコに打たれているのは、1回目の打刻がうまくいかなかったので、2回目を打ったのでしょう。
打刻した職人の「チッ!」という舌打ちが聞こえてきそうです。
コレは非売品、カワバタの土産です。