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酒のつまみ

日本でもちょっと前まで、いくつかの地方では、蜂の子、イナゴなど虫は貴重な蛋白源でした。
タイ東北部のイサーン地方では、今でも虫食いが盛んです。
バンコクの都会っ子たちは気持ち悪がって食べませんが、イサーン地方の出身者にとっては故郷の味だといいます。

私がバンコクに行くといつも利用するイサーン地方料理のレストランがあります。
うまくて安い、オススメの店です。
<レストランの名刺です ⇒
バンコクに行く予定の方はぜひトライしてみてください。在留日本人の客も多いので、日本語メニューもあります>
そのレストランの前に虫のから揚げの屋台が出ていました。
いろーんなのがいました。
シンハービールでちょっと酔っていたワタシは、人差し指を1本立て「1人前」とジェスチャーしました。(ちなみにワタシ、タイ語は全然わかりません)
すると屋台のオジサン、グワシッと片手にひとつかみ。
そんなにいらないよ、すこしでいいよ、とコレもジェスチャーで。
ビニール袋に最初のグワシッの半分くらいの量を入れて、シーズニングソースと呼ばれるタイの甘辛いたまり醤油のようなものを霧吹でシュッシュッ。
ホテルに持って帰って皿の上に並べると、近頃日本では見かけないような立派なバッタです。
ウムムとうなって口に放り込むと、意外と食べられました。

エビのような、でもやっぱりちょっと虫くさい・・
ある晩のつまみでした。