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オタ・バビ・・?



バリ島にはバビ・グリンという食べ物がある。バビは豚、グリンはグリル、つまり豚の丸焼きってこと。

バリでのドライバー、カデ君は大のバビ・グリン好き。どこのバビ・グリン屋が旨いかよ~く知ってる。先日、あるバビ・グリン屋に昼メシを食いに寄った。

とても活気のある、繁盛店だった。丸焼きにされた豚が店頭にデンと置かれている。その丸焼き豚の皮、肉、内臓、ソーセージなどをライスと共に皿の上に供する。

バリ独特の料理だよな、インドネシアの他の島じゃ豚食わないモンな(イスラム教徒が多いので)。ジャワでは牛や山羊の脳ミソまで食うのにな・・

と、そこまで考えた時に浮かんだギモン・・

丸焼き豚の脳ミソはどーすんだろ?

バビ・グリンを食べ終えて勘定も済ませたけど、バビ・グリン屋のオバチャンに聞いてみた。

「オタ・バビ(豚の脳ミソ)ある?」

「オタ・バビ!あるある!!」

嬉しそうな、大きな声が返ってきた。周りの客がニヤリと笑ったので、やっぱりちょっとゲテモノなのかもしれない。

注文すると皿の上に白い豆腐のようなものをのせ、丸焼き豚の腹の中につめられたドロドロの香草ソースをかけた。

仕入れに同行した富山店の店主・金岡が、これからの展開を恐れて急ぎ足で立ち去って行く。

ねっとりしていて白子のようだった。スパイシーなソースじゃなくて、大根おろしにポン酢、浅葱をパラパラだったら、日本酒にあいそうだな・・

「金岡!」と呼ぶと、あ~呼ばれちゃったよ、といったような引きつった笑顔でゆっくり近づいて来る。スプーンの上に少しすくって顔の前に出すと、恐る恐る食べた。

一人前5000ルピアだった。

この次はポン酢と日本酒もって行こう。