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『グリグリテン2018』11/9(金)~19(月)
先日、つばきやのチェアに合わせて革のパッチワークでクッションを作ってくれたグリグリレザースの佐藤さん。
彼の作品、ワタシもカミさんも個人的に長~く使っています。
ワタシのコインケース。
金沢美大で金属工芸を学んだあと、革工芸の道に進んだという彼の経歴を聞いてからこのコインケースを見ると「なるほど!」と思いませんか。
革という平面的なものからは、少しスイッチを切り替えないと生まれない形です。
カミさんの使っている財布。
使い込まれ、小さな傷がたくさんついているけれど、カミさんは新品よりもこの〝こなれ感〟が好きなようです。
学生時代にアジアやアフリカ旅し、特にアフリカの素朴で力強い造形に影響を受けたという彼のデザインは民族的な匂いがします。
彼の革制作の特徴のひとつは、革をなめすのにケミカルな材料を使わずミモザ、アカシアの樹皮から抽出された植物タンニンでなめしていること。
染料も人体・環境に無害なものを使っています。
もちょっと原価を抑えて、効率的な工程で作って、ということができないんでしょうね。
何を優先させるかは人それぞれですが、ワタシは佐藤さんの姿勢が好きです。
今年もこの時期がやってきました。
グリグリレザースの『グリグリテン2018』は
11/9 (金)から19 (月)まで。
オーダーメイドのご相談もどうぞ!
皆様のお越しを心よりお待ちしています。
佐藤さんからのメッセージです。
僕の好きな「革」という材料を使い
僕の得意な「ものづくり」で
心地よく長く使えるものを作り
いつしか「もの」に「思い」の宿る
そんなものが出来ればと思い製作しています